画像で壊れた状態を見させてください。
レーザー溶接とは?
時計はロウ付けと呼ばれる溶接とスポット溶接という二種類の方法で溶接されています。
ロウ付けは接合したい金属と金属に熱を加え、その間にロウ材(接着剤の役割をする金属)を溶かしながら接合面に流し入れ溶接する方法。
スポット溶接は接合したい金属と金属に大電流を流しつなぎ合わせる方法です。
一方、レーザー溶接は溶接したい金属にレーザー光を集光して照射することで、0.数ミリ単位で溶融し接合することができるものです。
時計修理のMr.BOBではこのレーザー溶接を使って破損箇所を修理・修復しています。
レーザー溶接のメリットは?
時計の製造段階では熱を加えても大電流を流しても、製造工程に組み込まれているので後の処理も大丈夫ですが、修理・修復ではそうはいきません。
高温の熱を加えることなく、大電流を流さず、熱を加えて溶かしたロウ材が必要以上に流れ出ることなく、溶接箇所を最小限にし、時計にダメージを与えないようにしなければなりません。
そんな問題をクリアし、0.数ミリ単位の超ピンポイントでの溶接が可能なのがレーザー溶接です。
レーザー溶接のデメリットは?
レーザー溶接機には溶接が得意な素材と苦手な素材があります。
得意な素材はステンレススチール、金、プラチナで、苦手な素材は真鍮、銀、チタン、溶接できない素材がガラス、セラミック、プラスチックです。
また溶接方法の特性上、ロウ付けやスポット溶接のように溶接面が全面ではないところがあります。
強度は引っ張り方向には非常に強いですが、捻れ方向やテコが効いた力には弱いところがあります。
バックルやベルトを捻りながら使用する方はあまりいないとは思いますが、溶接後の使用には多少、注意が必要です。
レーザー溶接の修理料金は?
レーザー溶接の修理料金は溶接箇所・取付箇所が1箇所であれば¥15,000(+税)〜可能です。
2箇所の場合は¥23,000(+税)〜ですが、2箇所以上必要になると別の修理・加工が必要となる可能性がありますので要見積もりとなります。
またパーツ加工や部品の製作が必要な場合も要見積もりとなります。
しかし、実際に時計を見させて頂くと溶接の必要がなく、汎用部品の取り付けや調整、修正で直り修理料金もさらにお安く済む場合もあります。
もし修理の可否、修理料金、修理方法など気になりましたら、お気軽にお問い合わせ下さい!
オンラインでご相談受付中
壊れた時計の修理サービス
- Service -
溶接箇所×2 ¥23,000(+税)〜
溶接箇所×2 ¥23,000(+税)〜
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時計修理集配サービス
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概算見積もり後に、正式見積もり・時計修理をご希望の場合は、当店まで時計をお送りください。
集配用梱包パックもご用意しておりますので、梱包パックをご利用の場合は送付先をお教えください。
集配用梱包パックが届きましたら、専用BOXに時計を梱包してください。
再度、段ボールに入れ直して弊社までお送りください。
時計が届きましたらお見積もりをさせて頂きます。
正式見積もりができましたらLINE、メールにてご連絡致します。
正式見積もりをご確認頂き、修理進行の可否をお教え下さい。
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修理が完了しましたらご連絡させて頂きます。
※お支払い方法は銀行振込、代金引換配送、クレジットカード、電子マネー(PayPay)からお選びいただけます。
修理料金お支払いの確認が出来次第、時計をお送り致します。
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