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時計の修理と一口に言っても色々な内容がありますが、今回は止まっている時計の修理についてご説明させて頂きます。
Contents
1:時計が止まってしまう原因
主に時計が止まってしまう原因としては、キチンと動力が働いていない事が原因となっている場合が殆どです。
例えば、電池式(クオーツ式とも呼ばれる)の時計の場合は動力となる電池の電圧が低下していると、歯車を動かすのに十分なパワーが足りない為、時間の遅れや止まりに繋がる原因となります。
同じように、ゼンマイ式(機械式とも呼ばれる)の時計も動力となるゼンマイを巻かないと、歯車を動かすパワーが無いので、止まっている状態となってしまいます。
その他の原因としては、電池式とゼンマイ式の両方ともに言える事ですが、歯車の部分の油切れや汚れなどがあると、上手く歯車が回らない為、時間の遅れや止まり等の動作不良に繋がります。
2:時計が止まってしまっている場合の対処方法
電池式の時計の場合
電池式の時計の場合は、電池の状態の確認がまず必要となります。
上でも書きましたが、電池の電圧が低下していると、パワーが足りないので時計は動作をしません。
また歯車や電気を流している回路に異常がある場合でも動作不良の原因となります。
その為、
1.電池の電圧が時計を動かすために必要なパワーが残ってるかを調べます。
2.パワーが無い場合は電池を交換します。
3.時計が動作したか、回路に異常がないかをチェックします。
この段階でキチンと動作が確認できれば、電池が原因で時計が止まっていたという可能性が高くなります。
ゼンマイ式の時計の場合
ゼンマイ式の場合も同様に、まず動力となるゼンマイの確認が必要となります。
1.時計の竜頭(時間合わせ等に使うネジのような部分)を使いゼンマイを巻きます。
※自動巻き式の時計の場合は時計を水平にし時計を振る事でゼンマイが巻かれます。
2.時計が動作したか、遅れや止まりがあるかをチェックします。
電池式と同様にキチンと動作すれば、ゼンマイが巻かれていなかった事で止まっている可能性が高くなります。
それでも動作しない場合
上記の作業をしても動作しない場合は、内部の機械をオーバーホール(機械を分解して油や汚れの掃除、劣化や摩耗をしている部品の交換などをする作業)やムーヴメント交換(内部の機械を新しい機械と交換する作業)が必要になってきます。
3:止まっている時計の修理の料金
電池交換などは、大体の目安としては1000円~2000円くらいが平均だと思われます。
しかし、時計のメーカーやデザインなどによっては、電池交換の作業工程が手間がかかるものや作業リスクが高いもの、または、使用している電池の型番や個数によっても料金は変わってくるので、ご依頼時に確認をされるといいかもしれません。
内部の機械の修理も同じように、時計の種類や作業工程、作業リスク、部品代などで料金が変わります。
特に部品代はある程度、機械をバラバラにしないと分からない部分なので、一度お見積りという形で修理金額を調べてもらってから修理をされるといいとかもしれません。
4:まとめ
電池式は電池交換、ゼンマイ式はゼンマイを巻いて、動作するかの確認が必要です。
動作しない場合は、内部の機械の修理が必要となってきます。
電池交換の料金は1000円~2000円の目安ですが、時計の種類や作業工程、作業リスクなどによって料金が変わります。
内部の機械の修理は、機械をバラバラにしないと状態が分かりにくく、料金の目安が出ないので一度お見積りに時計を出されるといいと思われます。
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