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機械式時計に欠かせないオーバーホール。
一番気になるのは、実際にかかる料金やお値段。
お店でもwebからのお問い合わせでもダントツでTop1です。
ただ、いくつか注意することがります。
インターネットで料金を調べていざ依頼してみると、、、
・その料金で収まらない…
・+αの料金が発生した…
・依頼しようと思っていたのに受け付けてもらえなかった…
などなど、想定外のことが起こる場合があります。
このページでは料金だけでなく、注意点も合わせてご確認ください。
腕時計のオーバーホール 主要17メーカー基本料金表
時計修理のMr.BOBで機械式時計のオーバーホールをご依頼いただくときの基本料金表です。
時計のモデル・仕様・機構、また時計の状態によって料金が変わります。
下記ブランド別の価格表は修理費用の目安としてご確認ください。
※料金は税別価格
メーカー | モデル | OH基本料金 |
---|---|---|
ロレックス | 3針自動巻き GMT / デイデイト デイトナ(ROLEXムーブメント) デイトナ(エル・プリメロ) | ¥25,000~ ¥28,000~ ¥55,000~ ¥70,000~ |
オメガ | 3針自動巻き クロノグラフ ブロードアロー(FPムーブメント) コーアクシャル | ¥25,000~ ¥42,000~ ¥52,000~ ※要見積もり |
カルティエ | 3針自動巻き 3針ビッグデイト / GMT クロノグラフ | ¥27,000~ ¥30,000~ ¥45,000~ |
ブルガリ | 3針自動巻き 3針ビッグデイト / GMT クロノグラフ | ¥27,000~ ¥30,000~ ¥45,000~ |
タグ・ホイヤー | 3針自動巻き クロノグラフ クロノグラフ(Cal.1887) | ¥23,000~ ¥40,000~ ※メーカー対応 |
ブライトリング | 3針自動巻き クロノグラフ | ¥26,000~ ¥45,000~ |
パネライ | 3針自動巻き クロノグラフ | ¥26,000~ ¥45,000~ |
IWC | 3針自動巻き 3針ビッグデイト / GMT クロノグラフ | ¥27,000~ ¥30,000~ ¥45,000~ |
フランクミュラー | 3針自動巻き 3針ビッグデイト / GMT クロノグラフ | ¥27,000~ ¥30,000~ ¥45,000~ |
ルイ・ヴィトン | 3針自動巻き クロノグラフ | ¥27,000~ ¥45,000~ |
ゼニス | エル・プリメロ エル・プリメロ(トリプルカレンダー) | ¥70,000~ ※要見積もり |
ハミルトン | 3針自動巻き クロノグラフ | ¥20,000~ ¥32,000~ |
オリス | 3針自動巻き クロノグラフ | ¥23,000~ ¥32,000~ |
ラドー | 3針自動巻き クロノグラフ | ¥23,000~ ¥32,000~ |
ティソ | 3針自動巻き クロノグラフ | ¥23,000~ ¥32,000~ |
GaGaミラノ | 手巻き | ¥28,000~ |
SEIKO | 2針(アンティーク) 3針自動巻き(アンティーク) GS / KS / LM(アンティーク) 現行品 | ¥12,000~ ¥20,000~ ¥23,000~ ※要見積もり |
※上記にないメーカーでも対応している場合がありますので、LINEからお気軽にお問い合わせください↓↓↓
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腕時計のオーバーホールとは?
そもそもオーバーホールとは?
「オーバーホール」とは「分解掃除」とも言われ、機械のメンテナンスのことを指します。
ちなみに「メンテナンス」とは保守・維持・管理・点検・手入れ・整備などを指します。
日頃から機械ものに触れている方なら、
最近この機械の調子がよくない…
そろそろメンテしないといけないタイミングかな…
となるのですが、日常生活で、身の回りのもので
家電、スマホ、PC、オーディオなど…etc
メンテナンスしながら使うものがほとんどありません。
多少イメージしやすいものとしては、自転車、バイク、自動車ぐらいでしょうか?
定期的に点検(車検)やお手入れ、整備をして、機能を維持・管理、そして事故や故障、トラブルから回避。
機械式腕時計も、そのメンテナンス(オーバーホール)が必要になります。
機械式腕時計のオーバーホールとは?
機械式腕時計のオーバーホールの作業内容は、
① 時計のケースから内部の機械(ムーブメント)取り出します
② ムーブメントを分解しながら異常個所と交換必要箇所を確認していきます
③ 分解した状態で各パーツを超音波洗浄
④ 組み立てながら潤滑油を注油していきます
⑤ 機能部分や精度などを調整します
⑥ 時計のケースに戻します
⑦ 各所点検・ランニングテスト
ムーブメントを部品単位まで分解する過程で、部品単位で摩耗や状態の良くない箇所、交換が必要な箇所を特定していきます。
古くなった潤滑油や汚れを洗浄機で洗い、各部品をキレイにします。
キレイになった状態で新しい部品に交換。
また新しい潤滑油を注しながら組み立てていきます。
組み立て終わって終了ではなく、各機能の動作確認。
本当に精度良く、長時間動くのか?など実際に動かしながらテストしていきます。
ザックリですがオーバーホールは①~⑦の作業で、時計として維持ができるように点検。
必要に応じて手入れ・整備をする作業となります。
腕時計にオーバーホールが必要な理由は?
オーバーホールやメンテナンスというものに馴染みがなさ過ぎて、機械式腕時計をついつい放置して後から大変なことになっていた…
ということはよくあることです。
意外とオーバーホールをしていない状態でも、動き続けてくれたりします。
ただ、ここが落とし穴で、動いているから大丈夫ということはありません。
時計の内部には何種類もの潤滑油を使用しており、その油は時間とともに蒸発・劣化していきます。
いわゆる「油が切れた状態=油切れ」になります。
機械が滑らかに動かないため、部品同士が傷つけ合い、磨耗し、精度を狂わせていきます。
また、精度が悪くなるだけでなく、ゼンマイが自動で巻き上がらず、持続時間が短くなり、気づいたら止まっているということもあります。
止まった原因によっては、オーバーホールの基本料金に部品交換代や別途必要になる作業代などがかさみ、高額な料金がかかってしまうことがあります。
大切な時計を長く愛用するためには、定期的なオーバーホールが不可欠です。
腕時計のオーバーホールのタイミングは?
オーバーホールの目安は各メーカー・モデルによって、推奨する時期に多少の違いがあります。
目安としては5年に一度の周期でいいかと思いますが、時計によっては推奨時期に関わらずオーバーホールをお勧めします。
2000年前後の時計のオーバーホール
10年~30年程前の時計であれば、5年に一度の周期でいいかと思います。
仮に部品交換が必要になっても、2024年の現在ではまだ入手可能なものが多いです。
ただ、部品の入手がいつまで可能か不透明なところがあります。
年々、高くもなっています。
もし、過去に時計の状態があまり良くないと言われことがある場合は、少し早めの周期でもいいかもしれません。
現行品時計のオーバーホール
高精度かそうでないかでオーバーホールのタイミングをご検討ください。
なぜか?
振動数が高く高精度な時計は、潤滑油や部品への影響が異なります。
早ければ早いものほど摩耗しやすいと考えていただければいいかと思います。
その場合は3~5年以内にはオーバーホールをした方が安全です。
高精度のムーブメントの部品は、お値段が高めなので、一つ交換しただけで料金へ与えるインパクトが大きいです。
アンティーク時計のオーバーホール
3年に一度はオーバーホールをお勧めします。
なぜか?
おそらくほとんどの時計で交換部品を入手できないから…です。
今ある部品(今の状態)をできるだけ長く使えるように維持・管理していく必要があります。
そこで重要となるのが潤滑油です。
古い時計となると、非防水時計もあれば防水不良を起こしている時計もあります。
水や湿気が原因で油状態が悪くなることもあります。
なので、少し短めの周期でオーバーホールしてください。
クォーツ式時計のオーバーホール
機械式時計にはオーバーホールが必要だということは、なんとなく知っていると思います。
じゃあ、クォーツ式時計は?
実は、クォーツ式時計もオーバーホールが必要です。
動力がゼンマイか電池か、精度維持が脱進(だっしん)機構か回路か、などの違いはありますが輪列(りんれつ)という歯車がかみ合う構造は同じです。
機械式時計もクォーツ式時計も潤滑油が使用されているので、精度維持や電池の持ちなどからオーバーホールが必要になります。
腕時計のオーバーホールの値段・費用の相場は?
オーバーホールの相場はメーカーと時計修理専門店(専門業者)でかなり違いがあります。
メーカーは高めの料金設定。専門店はお店によって料金体系がまちまちです。
ただ、どちらも共通しているのが、オーバーホールにかかる部品代や別作業は基本料金に別途料金がかかります。
メーカー・正規店の料金相場
国産メーカー:2万円~10万円
海外メーカー:5万~15万円
※モデルや機構によって料金が異なります。
メーカー・正規店でのオーバーホールは、コンプリートサービスというもので専門店に比べ料金が高めの設定になっています。
ただ、この高額な料金には理由があります。
メーカーには必須の交換部品というものがあります。
不具合がなかったとしてもその部品は交換となります。
この必須部品交換にかかる費用が料金の中に含まれおり、オーバーホールと合わせて行うことを推奨しています。
交換しなくていいから、安く終わらせて…
ということはできません。
その代わりに、2年という長めの保証が付いてくるのが特徴です。
時計修理専門店の料金相場
国産メーカー:1万円~5万円
海外メーカー:2万円~7万円
※モデルや機構によって料金が異なります。
時計修理専門店はメーカー料金の5割~7割ぐらいが相場となっています。
そして、必要に応じて部品交換。
オプション的な感じで研磨・ポリッシュ。
やりたい作業・やって欲しい作業があればその都度見積もりをしてくれるのが特徴です。
メーカーほどではありませんが、オーバーホール後の保証を付けているお店が多いので、保証期間内であれば対応してくれます。
※お店によって保証の内容が異なる場合があります。
※症状・状態によっては保証対象外で有償での対応となる場合があります。
※保証内容に関してはご依頼する専門店にてご確認ください。
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腕時計のオーバーホールはモデルや機構・構造によって料金が変わる
腕時計は手巻き式、自動巻き式、2針、3針、クロノグラフが代表的なムーブメントになります。
このタイプであれば比較的、料金もすぐにわかります。
ここに別機能や別機構が追加されたムーブメントだと料金が変わることがあります。
例えば、GMTやビッグデイト、トリプルカレンダーなどがそれにあたります。
機能が増えると、ムーブメントの機構 = 部品が増えます。
そうすると作業が増え、調整が増えと…少しずつそれが料金に反映されていきます。
時計のメーカー、モデル、機構、構造、仕様は種類にすると相当な数になります。
そのため、全てを料金表にすることは難しいので(特にwebページでは)、もし追加機能が合って料金を知りたい場合は、メーカー・正規店や専門店に直接問い合わせた方がより正確に料金を知ることができます。
腕時計のオーバーホール料金は高額になることがある
オーバーホールの料金が非常に高くなることがあります。
高くなる主な原因は、部品交換の数にあります。
メーカー・正規店でも、時計修理修理専門店でも、部品代は加算方式になっています。
交換する部品点数が多ければ多いほど、料金がかかってきます。
比較的、交換になりやすいものは、パッキンをはじめ、歯車、自動巻き機構、リューズチューブ、リューズなどになります。
※メーカー・正規店だと必須交換部品になっているものもあります。
部品に摩耗、劣化、腐食、欠けなどがあるまま使うと、オーバーホール後に精度不良や巻上げ不良、防水不良などを起こします。
その状態では保証を付けることができないので交換となります。
何年もオーバーホールしないまま、油切れ状態で時計を使うと摩耗が…
パッキンが劣化している状態だと防水不良で湿気や水入りが…
汚れが原因で部品に錆びや腐食が…
そうなった状態でオーバーホールを依頼すると…
どうしても通常より料金が高めとなってしまいます。
腕時計によってはオーバーホールができない時計がある
時計によってはメーカー・正規店でもオーバーホールできる時計とできない時計。
また時計修理の専門店でもオーバーホールできる時計とできない時計がります。
それはどちらにもあります。
メーカー・正規店でできないオーバーホール
メーカー・正規店では、基本的には古い時計は対応してもらえません。
部品やパーツがないから…というのが理由のようです。
ずっと部品を作り続けているわけではないので、部品が無くなり次第受付終了というのは結構あります。
交換必須部品があったり、2年の保証だったりと、メーカーにはメーカーの基準がありますので、ここは…
メーカーが受付不可でも、時計修理の専門店でオーバーホールを受け付けてくれる場合があります。
たまたま部品の入手ができる時計だったり、部品交換をしなくてもオーバーホールをできると判断した場合などは対応してもらえます。
※メーカーにもよりますが、修復修理というもので部品がなくても一から作って直してくれるメーカーがあります。
その代わり納期と料金が見積もりを依頼してみないとわからないということがありますが、大切な時計なら一度メーカーに相談してみるといいかもせいれません。
時計修理専門店でできないオーバーホール
時計修理の専門店では、メーカーのオリジナルムーブメントはオーバーホールできないところが多いです。
自社ムーブメントやハウスムーブメント、マニュファクチュールムーブメントなどとも呼ばれています。
また、トゥールビヨンのような特殊な機構や構造。専用の工具がないとオーバーホールできない時計もメーカーでしか対応できません。
ただ、先程の「メーカー・正規店でできないオーバーホール」にあったように、メーカーで対応できな時計でも時計修理の専門店だからこそ対応できるものもあります。
専門店の特色として、若手から熟練までいろんな職人がおり、年代、時代、得意とする時計などもあるため、困ったことがあれば相談してみると、意外と対応してもらえたりします。
腕時計のオーバーホール料金は無料で事前に確認ができる
オーバーホールにかかる費用は事前に確認することができます。
確認方法は2パターンありますが、どちらも無料で確認することができます。
オンラインでオーバーホール料金の事前確認
電話、webサイトにあるお問い合わせフォーム、メール、LINEなどから比較的簡単に知ることができます。
参考にですが、下記のように問い合わせするだけで料金が確認できます。
依頼するところにもよりますし、情報が足りないと思えば先方から確認したいことの連絡があります。
==========
オーバーホールの見積もり依頼
メーカー名:例 ~~~
モデル名:例 ~~~
症状:例 時間が送れるようになりました。
例 前回のオーバーホールから10年経っているのですが…
==========
画像や症状、オーバーホール履歴などを送ると、部品交換なども含めて返信があります。
早ければ即日、遅くても2~7日営業日で連絡がきます。
ただ、オンラインから問合せをした場合は、概算での見積もりとなることがほとんどです。
時計をお預かりしてから正式見積もりというのが基本的な流れとなっています。
メーカー、専門店ともに、時計を実際に見てみないと、正確な料金をお伝え出来ないということがあります。
オフラインでオーバーホール料金の事前確認
正規店でも修理の専門店でも窓口で直接、確認することもできます。
ただ、こちらもオンラインと同じで、概算での料金となり、基本的には時計をお預かりしてから正式見積もりという流れになります。
実際に正式見積もりを依頼した場合ですが、基本的には見積もり料は無料です。
※一部のメーカー、専門店では有料での見積もりとなる場合があります。
時計を預け、実際に時計を見てもらうことで、交換部品なども含めた料金を確認することが出来ます。
見積もり期間は早ければ一週間程、遅くとも2週間ぐらいで連絡がきます。
その金額を知ってから、オーバーホールするかどうか決めても問題ありません。
オーバーホールの進行(正式依頼)まで、料金は一切かからないというお店が結構あります。
ただ、注意していただきたいのは、オーバーホール進行後にキャンセルした場合は、
・キャンセル料が発生する
・作業内容の一部、もしくは全額のお支払
になりますので、料金にご納得の上で進行(正式依頼)のお返事をしてください。
腕時計のオーバーホール料金まとめ
機械式時計のオーバーホール料金は、
・メーカー・正規店と修理専門店では料金形態が異なる
・ムーブメントの機構・構造にって料金が変わる
・時計の状態、部品交換点数によっては高額になる場合がある
などあります。
ただ、それ以外にも気に留めておきたいのが、
・時計の年式・モデルによっては対応してもらえない場合がある
・対応できないと言われた時計でも、別のお店では対応可能な場合がある
ので、料金の確認と同時に、依頼しようとしているお店が対応可能な時計なのか?
も、合わせて問い合わせてみてください。
ほとんどのお店で事前確認できるサービスが用意されています。
また正式見積もりを依頼しても、オーバーホール進行(正式依頼)をするまでは料金がかかりません。
見積もり後にキャンセルしたとしても無料です。
もし料金に納得ができれば、そのままオーバーホールを進めてもらってもOKです。
まずはオンラインサービスで概算見積・納期・オーバーホールの可否などを問い合わせてみてください。
※一部のメーカー、専門店では有料での見積もりとなる場合があります。
※見積もりを依頼する店舗によってサービスの内容がことなります。ご確認の上ご依頼ください。
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