ネット検索では、同じ症状の時計を見つけるのは難しいかもしません… でも、
Mr.BOB(ミスターボブ)の無料サービスが
お役に立てるかもしれません
腕時計のケース内部に水分が入ることによりガラスがくもったりします。
もし完全に水没した場合はスピード勝負のところがあります。
くもりが一時的になくなったとしても内部には水分が残っているため、またくもったりもします。
一度、水分が入ると外からは見えなくても、内部のあらゆるところにさびが発生している場合があります。
時間を置くことなくすぐに時計修理の専門店に持っていき、内部の乾燥や適切な修理を行って下さい。
Contents
主な原因・考えうる原因
主な原因としてはパッキンや消耗品、ケースや裏蓋などの劣化や変形による防水性能低下などが考えられます。
また防水性能以上の使用方法や防水性能以上の環境下での使用などもあります。
その他にも汗や水に濡れている状態や水の中で時計の操作をした時などに水が入ったりもします。
併発する症状・進行している症状
併発する症状としては文字盤の印刷くずれ・汚れ・さび、針のさび・腐食・汚れ、リューズのさび・腐食、ケースのさび・腐食、ムーブメントの不具合があります。
文字盤の印刷くずれ・汚れ・さび
時計の文字盤は金属で出来ており、その上に印刷や塗装、夜光などで装飾されています。
水分や水が入ることにより金属部分がさびたり、装飾分が浮いてきたり滲んだりします。
その進行が進むと最終定期には剥がれ落ちてきます。
夜光などは進行が早く剥がれてしますことがよくあります
針のさび・腐食・汚れ
時計の針は金属で出来ており、その上に印刷や塗装、夜光などで装飾されています。
文字盤と同様な症状が表れます。
しかし文字盤と違い金属部分が多く目に見えてさび・腐食・汚れが確認できます。
リューズのさび・腐食
リューズの内部ではネジが切られており、巻き芯というものが取り付けられています。
リューズ自体はステンレスや金などの素材で出来ていますが、巻き芯は鉄でできています。
鉄はさびやすい素材で巻き芯がさびていることがよくあり、腐食が進むと細くなっていることもあります。
またステンレス素材はさびにくい素材ですが、さびることがあります。
汗や水でさびたり腐食が進行したりすることがあります。
ケースのさび・腐食
リューズと同じ様にケースもさびます。
目に見えるところでさびることもありますが、見えないところでよくさびています。
水はけの悪いリューズの内部やベゼルの内部、裏蓋の中やベルトが取り付けられている根元などでもよくさびています。
また水が内部に入ることにより、ケースの内部でもさびが進行することがあります。
ムーブメントの不具合
水分や水が入ることでムーブメントにさびが発生します。
さびの除去ができる程度であればオーバーホールの時に除去しますが、進行具合によってはムーブメントを一式交換しないといけない場合もあります。
その他にも注油されているところに水がかかると、油が流れたり無くなったり、足らなくなったりします。
また流れた油が他のパーツについてしまい、動きを悪くすることもあります。
必要となる対応と修理
内部にくもりが発生した場合や水が入ってしまったときは、すぐに時計修理の専門店に持って行って下さい。
一時的にくもりが消えてもケース内部に水分が残っている可能性があります。
またくもり除去や乾燥をしても後々さびがひどくなり動かなくなる場合もあります。
もし動かない場合はムーブメントのOHをしなければいけなくなります。
最悪の場合、錆びの進行具合によってはムーブメントを一式交換しないといけなくなります。
修理料金
文字盤のリダン | ¥20,000~ |
文字盤交換 | 要見積もり |
文字盤の夜光塗り直し | 一か所:¥3,000~
二か所目以降+¥2,000~ |
針の夜光塗り直し | ¥3,000~ |
針交換 | 要見積もり |
ケースの錆び除去 | ¥3,000~ |
ケース研磨 | ¥7,5000~ |
ムーブ交換 | ¥6,000~ |
クォーツ式時計のOH | ¥20,000~ |
機械式時計のOH 3針 | ¥25,000~ |
機械式時計のOH クロノグラフ | ¥42,000~ |
機械式時計のOH 特殊ムーブ | 要見積もり |
※ムーブ交換・オーバーホールの料金は参考価格となります。
メーカーや機構によって修理料金がことなります。
パーツ交換が必要な場合は別途パーツ代がかかります。
※上記金額は2018年4月現在の料金設定となります。
※部品の価格は変動があるため参考価格となります。
\ お気軽にご相談ください /
※技術者から直接・即日お返事!