腕時計の時間の狂い・止まったときの対応と9つの確認事項

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ネット検索では、同じ症状の時計を見つけるのは難しいかもしません… でも、
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時計の時間の狂いや止まりを感じたときに確認することは?

さっきまで動いていたのに止まってしまった。

止まっていたのにまた動きだしたなどの症状の原因は?

ただ単に電池が切れているだけのこともあれば、ムーブメントに不具合があり交換やオーバーホールが必要となる可能性もあります。

おかしいなとなったら時計修理の専門店へお持ちいただき、適切な修理行って下さい。

Contents

主な原因・考えうる原因

主な原因としては衝撃、電池寿命、リューズが引かれているなどが考えられます。

その他にも電池の液漏れ、磁気帯び、針すれ、文字盤の位置ずれ、ムーブメントの不具合などによっても同様の症状が表れます。

また機械式時計であれば油切れやゼンマイ切れ、自動巻き機構の不具合などが考えられます。

併発する症状・進行している症状

症状を一つずつ確認し、併せて動作確認もしてみましょう。

電池寿命、電池の液漏れなどがあります。

また既に磁気帯び、針すれ、文字盤の位置ずれ、ムーブメントの不具合などが原因で狂ったり止まったりしている場合があります。

原因と併発する症状を一つの症状を改善しても別の問題が発生する場合があります。

一つずつ問題を改善することにより正常なお時計の状態に戻していきます。

衝撃

お時計に衝撃が加わると様々な症状が表れます。

スーパースローの映像などでどんな硬いものでも瞬間的に歪みやたわみなどが見られます。

お時計でも同じようにパッと見では異常がなくても、電池や針、文字盤、ムーブメントなどに影響が及んでいる可能性があります。

電池取れ

衝撃によりムーブメントの中で固定されている電池が外れてしまうことがあります。

ケースの構造上、完全に電池が取れてしまうことはありませんが、通電と非通電を繰り返していることがあります。

また電池のサイズが合ってなかったり、電池を固定する電極が変形や緩んでいたりする場合も電池取れの原因になります。

時間の狂いや止まったり動いたりを繰り返している場合は電池取れの可能性があります。

電池寿命

お時計の電池寿命は約2年ほどです。

電池寿命が原因で時間の狂いや止まりの症状出るときは、徐々に表れるのではなく突然やってきます。

電池残量が少なくなると2秒運針や4秒運針をするお時計もありますが、症状が出るのは電池交換後、約2年近くたってから現れます。

もしお時計の電池交換をしてから2年程経つのであれば、まずは電池交換をしてみましょう。

リューズが引かれている

洋服やカバンなどにリューズを引っかけてしまい、時間合わせやカレンダー合わせの状態になっていることがあります。

その場合はリューズを押して戻せば動き始めます。

ただ意図せずしてリューズを引いているので、どれぐらいの力が加わったかわかりません。

しばらく様子を見ておかしいようであれば、ムーブメントに不具合が起こっている可能性があります。

電池の液漏れ

電池の構造として化学反応を起こす電解液が金属製の中に閉じ込められています。

電池には使用推奨期限があり、古くなると少しずつ電池性能が劣化していきます。

劣化が進と長期間使用済みの電池を入れっぱなしにしておくことで、電解液が外に漏れ出してくることがあります。

漏れ出た液がムーブメントに流れていくことにより回路をショートさせてしまったり、歯車の送りを悪くしたり、止まってしまったりします。

電池交換後に動かなかったり、動いてもすぐに止まってしまったりする場合は、以前に入れていた電池からの液漏れの可能性があります。

磁気帯び

お時計は精密機械のため磁気には注意が必要です。

お時計がスマートフォンやパソコン、マグネット式のカバンなどの近くにあることで時間の狂いや止まりの原因となることがあります。

電池交換をしたばかりでも時間が狂ったり、止まったりする場合は磁気の影響を受けている場合があります。

針すれ

衝撃により針に影響を及ぼすことがあります。

取り付けられていた針の位置関係がおかしくなり、針や文字盤と擦れて時間が狂うことがあります。

また針の根元が緩み取れそうな状態になっていることもあります。

針と針が重なってないか?

また文字盤と擦れてないか?など確認してみましょう。

もし擦れているのであれば、針や文字盤にキズがついていることがあります。

文字盤の位置ずれ

衝撃により文字盤に影響を及ぼすことがあります。

取り付けられていた文字盤の位置関係がおかしくなり、針や文字盤と擦れて時間が狂うことがあります。

針が原因で文字盤と擦れて狂ったり止まったりしますが、文字盤の位置ずれが原因の場合もあります。

パッと見では擦れているように見えない場合は、根元の部分の可能性があります。

文字盤には針を取り付ける歯車の先端が出るように穴が空いています。

通常、穴の中心に来るように作られていますが、位置がずれることにより中心もずれ、隙間が狭くなっているところで擦れてしまうことがあります。

ムーブメント不具合

衝撃や電池の液漏れ、磁気による影響でムーブメントに不具合が出ておかしくなったり破損したりします。

また機械式時計であれば油切れやゼンマイ切れ、自動巻き機構の不具合などもあります。

クォーツ式時計も同じように油切れにより歯車の動き悪くなり、時間の狂いが生じます。

既に破損している場合は電池交換や針・文字盤の修正をしても動かず、ムーブメントの修理が必要となります。

必要となる対応と修理

クォーツ式時計であればまずは電池交換をしてみましょう。

その時に針や内部で液漏れがないか、磁気を帯びていないか合わせて確認をしてもらいましょう。

機械式時計であればオーバーホールと部品交換が必要となる可能性がありますで、時計修理の専門店で見てもらうことをお勧めいたします。

注1:電池交換で動いた場合

電池交換後に動いたとしてもすぐに止まったり狂ったりする可能性はあります。

特に長期間、電池交換を行わず止まったまま放置していたお時計は注意が必要です。

もしすぐに止まったり狂ったりする場合は、止まった原因が電池ではなくムーブメントの不具合の可能性があります。

注2:電池交換で動かない場合

脱磁や針修正で直る事もありますが、直らない場合はムーブメントの交換やOH(オーバーホール)が必要となる場合があります。

修理料金

電池交換 一般¥1,000~
電池交換 ブランド時計¥1,500~
電池交換 特殊構造¥5,000~
脱磁(磁気の除去)¥500~
針修正¥1,500~
文字盤の位置修正¥4,000~
ムーブ交換¥6,000~
クォーツ式時計のOH¥20,000~
機械式時計のOH 3針¥25,000~
機械式時計のOH クロノグラフ¥42,000~
機械式時計のOH 特殊ムーブ要見積もり

※オーバーホールの料金は参考価格となります。

メーカーや機構によって修理料金がことなります。

パーツ交換が必要な場合は別途パーツ代がかかります。

※上記金額は2018年4月現在の料金設定となります。

※部品の価格は変動があるため参考価格となります。

 

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